就農までと支援
就農までの5つのステップ
就農相談
農業開始のための情報収集・相談
農業体験
せたな町で体験研修(数日~数ヶ月程度)
検討・決定
家族の意向、就農スタイルの検討・決定
農業研修
約2年間、指導農家等での技術研修。就農前の事前準備。
就農
農地の取得・賃貸等必要な物を揃えつつ営農開始
就農までの流れ
- 1
相談する
「農業をやってみたい」「せたな町ってどういう場所だろう」という方は、まず「せたな町農業担い手育成センター」までメール、または電話でご相談ください。
せたな町に訪問していただき相談することも可能ですが、せたな町も参加している、就農相談会でも相談可能です。
- 2
農業体験
受入協議会がしっかりとサポート!
①の相談の結果、せたな町の農業に興味を持った方の体験研修の受け入れもします。実際にせたな町に滞在し、農家としての体験や町の暮らし、地域の雰囲気を体験できます。
- 体験してみたい農業の内容や期間はご相談に応じます。(農業体験は数日~1週間程度、事前研修は最大3ヶ月程度)
- 研修中の滞在は、「研修用住宅」を用意しています。(家電・生活必需品完備)※研修住宅の利用は1日510円(有料)になります。
研修手当や交通費の補助があります。(せたな町農業担い手受入協議会の独自補助制度)
- ●5日以上の農業体験で、1日2,000円の手当、交通費の手当あり
- (上限:手当3,000円、交通費30,000円)
- 3
就農の意志決定・準備・家族の意向確認
わからないことや不安なことは何でも聞いてください!
②の農業体験・事前研修を通じ、実際に農業者を目指すことを決めたら、就農研修に向けた準備を始めましょう。
どういう形で農業をしたいか、家族の理解を得ているか、応援してもらえるか、資金の目処は?せたな町で本当に農家として暮らしていけるのか、地域になじめるか等、今後のライフプランも含め、じっくり検討しましょう。
検討すること
- 家族の意思と理解、ライフプラン
- 就農形態はどうするか、どういった農業を始めるか
- 資金の目処は?
事前準備
- 研修先の農家を選ぶ
- 就農形態の検討を加味した研修プログラムの策定
- 研修計画の作成
- 経営継承事業等の判断 など
- 4
農家・法人・研修機関等で農業研修
いよいよここからが本番。農家や関係機関が一丸となって全力でサポートします。
いよいよ約2年間にわたる農業研修の始まりです。
受け入れ農家や農業法人、研修機関のもとで、技術や経営についてしっかり学びましょう。また、町内会や地域の交流会等にも参加していただき、地域の方との交流を通し、信頼関係もぜひ深めましょう。
研修1年目
※下記は研修1年目の例です。
- 農業の基本的な技術や知識の習得、地域内研修(例:研修日程2ヶ月×研修先農家6戸での研修)
- 生産部会への参加
- 町内会当地域活動への参加
※研修期間中は、各関係機関での研修も併用可能(例:農業大学校など)
研修2年目
※下記は研修2年目の例です。
- 就農予定地での研修
就農準備
※下記は就農準備の例です。自分にあった準備をしましょう。
- 農業機械、施設等の取得
- 就農地、規模等を具体的に選定
- 農地の取得または賃貸の準備
- 営農計画、資金計画の作成、青年等就農計画の策定
- 住宅の準備 など
研修制度支援
国の支援制度
町の支援制度
- 5
就農
就農後もしっかりサポートします。
2年間の研修と就農準備を終えたら、せたな町で営農開始です。
農業者として心機一転、スタートになります。
せたな町の仲間として、一緒に楽しみながら、がんばって農業をしましょう!就農後のアフターケアもありますので、安心してくださいね!
就農に係る支援制度・補助金
研修期間中の支援(研修制度支援)
就農の意志が固まり、2年間の研修をされる方に支給される補助金です。国と町からの支援が受けられます。
※体験時には支給されません。
※変更の場合がありますので事前にお問い合わせください。
農業次世代人材投資事業(国) | |
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補助対象者 | 新規就農希望者 |
補助対象内容 | 準備金 |
支援金額 (限度額) | 150万円/年 (※夫婦一人ずつ対象可能) |
支援年数 | 2年間 |
支援条件 | 49歳以下 |
新規就農研修支援事業補助金(町) | |
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補助対象者 | 新規就農希望者 |
補助対象内容 | せたな町内での新規就農を目指し、研修を行う方を支援するために支給する補助金 |
支援金額 (限度額) | 12万円/月 (※夫婦で研修を行う場合は支給額が1.5倍) |
支援年数 | 最長2年間 |
支援条件 | 支援条件① 45歳未満 支援条件② 6ヶ月以上の長期研修をする方 |
就農してからの支援(就農制度支援)
就農を開始された方に支給される補助金です。国と町からの支援が受けられます。
※体験・研修時には支給されません。
※変更の場合がありますので事前にお問い合わせください。
農業次世代人材投資事業(国) | |
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補助対象者 | 新規就農者 |
補助対象内容 | 農業を始めてから経営が安定するまで支払われる給付金 |
支援金額 (限度額) | 最大150万円/年 (※夫婦で共同経営する場合は支給額が1.5倍) 限度額条件① 前年の所得が100万円未満は150万円/年(※最大) 限度額条件② 前年の所得が100万円以上350万円未満は、所得により給付額が変動 |
支援年数 | 最長5年間 |
支援条件 | 49歳以下 |
産業担い手育成事業奨励金(町) | |
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補助対象者 | 新規就農者 |
補助対象内容 | せたな町で新たに農地を取得し、営農される新規就農者に支払われる奨励金 |
支援金額 (限度額) | 200万円 (※夫婦で研修を行う場合は支給額が1.5倍) |
支援年数 | 就農時に1回限りの支給 |
支援条件 | 支援条件① 45歳未満 支援条件② 年間150日以上経営すること 支援条件③ 5年以上経営をすること |
産業担い手育成事業補助金(町) | |
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①農用地賃借料の補助 | |
補助対象者 | 新規就農者 |
補助対象内容 | 農業経営基盤強化促進法に基づき利用権を設定した農地の賃借料の補助 |
支援金額 (限度額) | 賃借料相当額 上限:150万円/年 |
支援年数 | 5年間 |
産業担い手育成事業補助金(町) | |
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②固定資産税の補助 | |
補助対象者 | 新規就農者 |
補助対象内容 | 農業を開始する年度に取得した農用地及び農業用施設の固定資産税の補助 |
支援金額 (限度額) | 固定資産税額 |
支援年数 | 5年間 |
産業担い手育成事業補助金(町) | |
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③利子補給の補助 | |
補助対象者 | 新規就農者 |
補助対象内容 | 農業経営に必要な資産を取得するために借入した制度資金の貸付利息の補助 |
支援金額 (限度額) | 利子補給額 上限:貸付利率2% |
支援年数 | 5年間 |
支援対象 | 農地、機械、新築住宅 など |